メニュー

サイト情報


コムデギャルソンについて

コムデギャルソンは、川久保玲のファーストライン。1942年、東京都生まれ。64年に慶礁義塾大学文学部を卒業後、旭化成の宣伝部に就職。3年後、フリーランスに。69年に「コムニアギャルソン」のブランド名で服の製造販売を開始。73年、わずか5人で会社設立。75年に東京で初コレクション。翌年、山本耀司とともにパリコレ初参加。伝統的な服作りの概念を否定した「ポロルック」「黒を基調としたファッション」で世界中にセンセーションを起こす。83年、「オムプリユス」(メンズ)を発表。87年、世界のモード界が模倣するアヴァンギャルドブランドの金字塔には繊維業界紙「ジョルナルードーテクスト」の人気投票で日本人デザイナー初の一位を獲得。寡黙でマスコミにもほとんど登場しないストイックな人。92年には年下のイギリス人男性と電撃結婚して、業界を驚かせた。

ネクストの戦略

イギリスで最もファンの多いSPAといわれるのが「NEXT」だ。ネクストは開業当初から人気を呼び、一九八二年は七〇店舗以上の婦人服店、一九八四年には五二店舗の紳士服店をもつようになった企業。とくに成長が著しく、一九八六年には七五〇店舗をもつまでに急拡大した。しかし、内部の体制が整わず、一九九二年には八〇年代前半の半分の店舗にまで縮小。リストラを進める一方、海外出店に力を入れ、中東、アジアそしてアメリカへ進出した。現在、約三三〇店。二〇〜三〇代のヤング層を中心とするトレンド商品主体のSPAといわれる。日本でもゼビオが同社製品を扱いはじめている。このように直営店に加えてFC展開にも積極的だ。今後も目が離せない。

カジュアルがよく似合う役者、マーロン・ブランド

個々の役者ではなく、カジュアルでないスタイル(クラシックなスーツスタイル)と、カジュアルなスタイルの線引きがはっきりとなされ、そのふたつがどんな意味をそなえているかが鮮明だった映画は「波止場」(1954)である。監督はエリアーカザン、音楽はレナードーバーンスタイン、主演はマーロン・ブランドで、アカデミー8部門を授賞した。沖仲士たちと、彼らを牛耳る悪党たち(悪党のボスは65才で世を去った名優リー・J・コップ)との話で、当時30才だったマーロン・ブランドはボクサー崩れの沖仲士兼悪党たちの用心棒だ。悪党たちの服装は、クラシックなスーツスタイルで沖仲士たちの服装は、ジャンパー、オーバーオール、ピ・コートなど、すべてがカジュアルスタイルである。マーロン・ブランドは、大柄なチェックのシャツ風ジャンパー。当時のアメリカでスポーツブラウスと呼ばれた、厚手のウール地でできたアウター(外着)である。その下にスポーツシャツ、さらにその下に黒いTシャツ、コーデュロイのパンツ、白いソックスという、これでもかこれでもかと、しつこいまでのアメリカンカジュアルだ。それにしてもマーロン・ブランドは、この類の乱雑な服がよく似合う。もともとの資質が、ドンーコルレオーネ(「ゴッドファーザー」のギャングのボス役)よりカジュアルなデリー(「波止場」の主人公)や、スタンレー(「欲望という名の電車」の主人公)なのだろう。