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大手ならではのメリット

大手ならではのメリットは、じつに多く、かつ、バリエーションに富んでいます。しかし、一見いいことづくめのようですが、サービス内容が充実しているがゆえに、それを使いこなすのが大変なのです。たとえば、入試情報もいろんなものがすぐに手に入る環境にありますが、どれをどう入手したらいのか、さらに、自分にはどんな情報が必要なのか、といったことを自分で判断でき、かつ積極的に検索できる自主性がないと、十分に活用できないのです。また、受講者数が多いため、気軽に講師に質問できない雰囲気もあります。そんなときも、遠慮せず尋ねてみる勇気を持だなければ、成果が半減してしまいます。これらの点を十分に理解して、自分から予備校を活用しにいく姿勢で臨めば、大手予備校の価値を存分に引き出すことができるでしょう。

大人向けの辞書

大人向けの辞書は、言葉の意味を正確に伝えようとするあまり、抽象的な説明をしていることが多く、子どもにとっては難解なことが多い。しかも例文が難しいのも大人の辞書の欠点といえる(三省堂の『新明解国語辞典』のような例外はあるが)。子ども向けの辞書は、わかりやすい例文がいっぱい掲載されていて、読んでいて楽しくなるように作られている。だから、辞書は引くだけでは、大変もったいない使い方をしているわけで、今日からさっそく、辞書を読ませるようにしていただきたい。もし辞書を引くだけでなく、読むことをするようになったら、その子どもの成績はアップするし、本物の能力を伸ばすことができる。私は、みせかけでなく本物の能力をRI(RealIntelligence)と呼ぶことにしている。このRIは、知識中心の知能指数IQに、他人の気持ちを理解できる知能EQを合わせたものである。等式で表すとIQ+EQ=RIということになる。なお、辞書は、子ども専用の新しいものを一冊用意してほしい。「辞書の生命は十年」とよく言われているぐらいだから、お父さんお母さんが使っていた古いものは使わない方が良いことを、念のために付け加えておく。古い辞書は、送り仮名や漢字の書き順が現在のものと違っているだけでなく、新しい辞書のほうが学習しやすいように工夫されているからである。

子供にやる気を起こさせるには?

子供にやる気を起こさせるには、一人の人間と認めたうえで焦らないことが一番です。じっくりと、その子に合った接し方を研究し、常に明るく前向きに励ますことが肝心なのです。しかし、それだけでは十分とはいえません。言葉を尽くしても、そこに説得力がなければ、子供が親の言葉に耳を傾けることはないでしょう。ここでいう説得力とは、日常における母親の生活態度のことです。母親にすれば、腹立たしいほど子供が親に対して無関心と見えるかもしれません。だが、子供たちは冷静に両親を観察しています。特に、母親に対しては、その言葉と実際の行動を重ね合わせているのです。私のところに相談にくる母親にも、「勉強をせずにテレビばかり見ています。いったい誰に似たのでしょうか」と嘆く人が、少なくありません。私はその言葉を耳にするたびに苦笑し、のど元まで出かかった言葉を飲み込んでいます。「灯台下暗し」。お子さんはあなたにそっくりということ。実態は、そういう母親に限って、テレビばかりを見ている生活。新聞で見た統計でも、テレビを見る平均時間は母親の方が、子供より圧倒的に多いのです。時代とともに親子の関係は変質を続けていますが、子供が両親の背中を見て育っていることに変わりはありません。